神社にも
神宮・宮・大社・神社・社・祠など
それぞれ社号があります。
どういった違いがあるのでしょうか?
それぞれの名前について
格式の高い順にまとめました。
目次
神社の種類
神宮
皇室とゆかりの深い由緒ある神社に
付けられます。
基準としては、
・皇室の祖先神を祀っているか?です。
※伊勢神宮は、通称名になっていて
正式な名称は「神宮」と言います。
【皇室祖先神がお祀りされている神宮】
・伊勢神宮(三重県)
・伊弉諾神宮(兵庫県)
(いざなぎじんぐう)
・霧島神宮(鹿児島県)
・鹿児島神宮(鹿児島県)
・鵜戸神宮(宮崎県)
(うどじんぐう)
・英彦山神宮(福岡県)
(えひこさんじんぐう)
【天皇がお祀りされている神宮】
・橿原神宮(奈良県)
(かしはらじんぐう)
・宮崎神宮(宮崎県)
・気比神宮(福井県)
・宇佐神宮(大分県)
・近江神宮(滋賀県)
・白峯神宮(京都府)
(しらみねじんぐう)
・平安神宮(京都府)
・赤間神宮(山口県)
・水無瀬神宮(大阪府)
(みなせじんぐう)
・新日吉神宮(京都府)
・吉野神宮(奈良県)
・北海道神宮(北海道)
・明治神宮(東京都)
【その他】
・熱田神宮(愛知県)
・石上神宮(奈良県)
・國懸神宮(和歌山県)
(くにかかすじんぐう)
・日前神宮(和歌山県)
(ひのくまじんぐう)
・鹿島神宮(茨城県)
・香取神宮(千葉県)
宮(みや・ぐう)
天皇や皇室の方、
そして、関わりのあった
人物が祀られている神社です。
新王(しんのう)と呼ばれる
天皇家の男子、
歴史上の重要な人物
東照宮は、徳川家康公
(とくがわいえやす)
天満宮は、菅原道真公
(すがわらみちざね)
などが、いらっしゃいます。
【宮の種類】
・東照宮
・水天宮
・天満宮
・筥崎宮
・香椎宮
などが、あります。
大神宮
東京大神宮の特別な社号です。
伊勢神宮の出張期間で、
「東京のお伊勢様」
と呼ばれています。
江戸時代には、伊勢神宮への
参拝は、生涯にかけての
願いでした。
明治天皇のご裁断を仰いで、
東京における伊勢神宮の
遥拝殿(ようはいでん)と
なっています。
【アクセス】
東京大神宮
東京都千代田区富士見2-4-1
TEL:03-3262-3566
大社
地域や規模の大きな神社の社号です。
元々は、出雲大社のみでした。
明治以降、全国から格式の高い神社で
使われるようになりました。
【全国の大社一覧】
・出雲大社(島根県)
・熊野大社(島根県)
・三嶋大社(静岡県)
・富士山本宮浅間大社(静岡県)
・諏訪大社(長野県)
・気多大社(石川県)
・南宮大社(岐阜県)
・多度大社(三重県)
・多賀大社(滋賀県)
・建部大社(滋賀県)
・日吉大社(滋賀県)
・春日大社(奈良県)
・龍田大社(奈良県)
・廣瀬大社(奈良県)
・伏見稲荷大社(京都府)
・松尾大社(京都府)
・梅宮大社(京都府)
・住吉大社(大阪府)
・大鳥大社(大阪府)
・熊野本宮大社(和歌山県)
・熊野速玉大社(和歌山県)
・熊野那智大社(和歌山県)
・宗像大社(福岡県)
・高良大社(福岡県)
24社あります。
神社
最も一般的な神社の社号です。
全国には約8万8千社以上が
あるそうです。
その中で、神職者が常駐している
神社は、約2万社と言われています。
多くの神社は、神職者が
複数を兼務しているようです。
地域別に見ると
一番多い神社の数は、
新潟県で、約4,700社
少ない県は、
沖縄県で、約15社
となっています。
社(やしろ)
比較的小さな神社の社号です。
大きな神社からご祭神を勧請した
神社になります。
また、その氏神様、土地を祀った社も
あります。
規模の違いで「社」や「神社」となっています。
「社」には、
・摂社
・末社
等も含まれます。
【摂社】と【末社】の違いは?
【摂社】は、
本社の主祭神と縁故の深い神様
(家族・現社地の地主神など)をお祀りした「社」
【末社】は、摂社の基準に当てはまらない神様を
お祀りした「社」となります。
※参考:神社本庁
【境内の小さな神社について】
祠(ほこら)
神がお祀りされている小規模な殿舎です。
元来は、神宝など、物を置くための高床の
建築物となっていたようです。
社(やしろ)と祠(ほこら)の違いは?
どちらも神様をお祀りしている
建物ですが、社(やしろ)>祠(ほこら)
と規模の違いになります。
神社の種類(神宮・宮・大社・神社・社・祠)の違いについてまとめ
神社の種類
・神宮
・宮
・大神宮
・大社
・神社
・社(やしろ)
・祠(ほこら)
について、お届けしました。
神社と言っても、沢山ありますね。
機会を見て、それぞれ
お参りに行ってみては
いかがでしょうか?
きっと、その神社特有のパワーを
頂けるような気がします。
最後までご覧頂きまして
ありがとうございました。