(出典 https://www.google.com/)
【鳥居】は、神社にお参りに行く時に、
いつも何気なく見かけますね。
鳥居ってどんな意味や由来が
あるのか?
朱色や白色があるけど、その違いは何?
そんな疑問を調べてみました。
鳥居の意味・由来とは?
(出典 https://www.google.com/)
神社にある鳥居の意味は、
「門」や「結界」と言われています。
結界というのは、
「神の領域を表すもの」です。
鳥居は、神様の場所への玄関です。
鳥居についての由来は、
詳細があまり分かっていません。
いろいろと説があります。
・「鳥の居るところ」が語源とされている
・大きな岩や、滝、大木など、縄が
かけてあるところがありますが、この
縄が鳥居に変化したのでは?
・有力とされているのが、
古事記の「天岩戸」
(あまのいわと)説です。
天岩戸に天照大神が閉じこもってしまい、
出てきてもらうために、
岩戸の入り口にあった
宿り木に鶏を乗せて鳴かせたという
言い伝えがあります。
他にも、タイ、インド、中国から
伝わってきたのでは?とも
言われています。
「鳥居」という言葉は、
遅くとも10世紀の初頭には、
成立していたのでは?
と考えられています。
詳細が分かっていない分だけ
「鳥居」って神秘的な感じがします。
次に、鳥居には、
朱色や白色があるのか?
調べてみました。
朱色や白の理由は?
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鳥居は、色が「朱色」のものや
木や石の素材の白いものなどがあります。
その理由はあるのでしょうか?
「朱色」は、仏教から
「魔除け」の意味があります。
「朱色」を塗ることで、さらに
「守る力」を強めるという
意味があります。
白は、「神聖」という意味があります。
鳥居のルーツは白でした。
やがて、仏教が伝来すると
「神仏習合」という神様と仏様を
一緒に祀った考え方になっていきました。
そして、鳥居も「白」から仏教から
伝わってきた「朱色」に変えられて
いったのです。
江戸時代の後期になると
「神仏分離」という
神様と仏様は別々という考え方を
持つようになりました。
その結果として、鳥居の色は
「朱色」から「白」に戻る神社が
出てきました。
時代とともに、鳥居の色も変化して
行ったんですね。
次に、鳥居の各部には、
どんな名前があるのか?
調べてみました。
各部の名称は?
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鳥居は
・反増
・笠木
・島木
・笠
・台輪
・柱
・転び(ころび)
・貫(ぬき)
・楔(くさび)
・屋根
・木鼻(きばな)
・根巻(藁座)
・亀腹(饅頭)
・額束(がくづか)
・台石
などの名前があります。
普段聞き慣れない名称が
多いですね。
額束(がくづか)は、島木と
貫の間に設ける束のことです。
ここには、神社名を記す
「扁額(へんがく)を付けるために
設けられています。
鳥居の数え方は
「1基、2基」となります。
まとめ
・鳥居の意味や由来、
・朱色と白色の鳥居の違い
・鳥居の各部の名称について
お伝えしました。
鳥居って神様への領域への
玄関だったんですね。
くぐる前に、鳥居の前では
一礼しましょうね。
神社の参道を歩く時は、
真ん中は神様が通りますので
私達は、真ん中は避けましょう。
そして、参拝が終わって
帰るときも鳥居を出たら
神社に向かって一礼しましょう。
最後までご覧頂きまして
ありがとうございました。