鳥居【明神系】の形や種類は?違いまとめ

※当サイトはアフィリエイト広告を紹介しています。

鳥居 名称

 

神社などにある【鳥居】は、
材質や、その作りにもいろいろな
種類があります。

その種類は、細かく分けると
100種類以上と言われています。

大きく分けると【神明系】【明神系】
なります。

【神明系】は、柱や笠木など
垂直なものが多いです。

【明神系】は、両端が反ったり
少し柔らかい感じの鳥居になってる
感じがします。

鳥居の色は、朱色、白など
ありますが、種類とは
関係ないようです。

今回は、【明神系】の鳥居の形、
種類、違いについてまとめました。

スポンサーリンク
レクタングル 大

【明神系】の鳥居の種類について

鳥居 名称

引用

※鳥居の各部の違いが出てきます。

名称図で確認してみてください。

明神鳥居(みょうじんとりい)

明神鳥居

引用

鳥居の中で、最も一般的な形です。

笠木、島木の反り増しもあります。

笠木は五角消え状です。

貫は、各柱状、柱から出ています。

楔(くさび)や、額束も有ります。

スッキリした感じですね。

・明治神宮

・八坂神社(京都府京都市)

・祝神社(長野県長野市)

稲荷鳥居(いなりとりい)

稲荷鳥居

引用

・台輪鳥居(だいわとりい)とも
言います。

笠木・島木の反り増しがあります。

笠木は五角柱状で、柱から出ています。

柱と笠木の接合部に台輪が
取り付けられています。

楔(くさび)や、額束もあります。

・稲荷大社(京都市伏見)

・葛城一言主神社
(かつらぎひとことぬしじんじゃ)
(奈良県御所市)

山王鳥居(さんのうとりい)

山王鳥居

引用

笠木・島木の反り増しがあります。

笠木は五角柱状で、柱から出ています。

貫は角柱状で、楔(くさび)があります。

額束も有り、柱の上部の台輪があります。

笠木の上に、破風(はふ)があります。

柱下部に、藁座が有ります。

破風(はふ)というのは、
屋根の妻側の両端の三角部分です。

・日吉大社(滋賀県大津市)

・日枝神社(東京都千代田区)

奴禰鳥居(ぬねとりい)

奴禰鳥居

引用

笠木・島木の反り増しがあります。

笠木は、五角計上です。

貫は角柱状で、柱から出ています。

楔(くさび)、額束があります。
柱上部には、台輪があります。

額束の代わりに叉首(さす)が
入ってます。

・日之出稲荷神社(京都市)

・稲荷山稲田社(京都市)

三ツ鳥居(みつとりい)

三ツ鳥居

引用

・三輪鳥居(みわとりい)とも
言います。

明神鳥居に似たの両脇に小規模な
明神鳥居を2つ付けたもの。

貫は、角柱状、柱から出ています。

楔(くさび)や額束があります。

・大神神社(おおみわじんじゃ)
(奈良県桜井市)

・檜原神社(ひばらじんじゃ)(奈良県)

大神神社の摂社(せっしゃ)です。

摂社(せっしゃ)とは、
本社に付属している小社です。

その祭神と縁故の深い神を祭っています。

・三峯神社(みつみねじんじゃ)
(埼玉県 秩父市)

中山鳥居(なかやまとりい)

中山鳥居

引用

笠木・島木の反り増しがあります。

笠木は、五角柱状です。

貫は、角柱状で、柱から出ません。

額束があります。

・中山神社(岡山県津山市)

・今宮神社(東京都文京区)

宇佐鳥居(うさとりい)

宇佐鳥居

引用

笠木・島木の反り増しがあります。

笠木は、五角柱状です。

貫は、角柱状で、柱から出ています。

楔(くさび)や額束もあります。

柱下部に藁座(わらざ)が有ります。

藁座(わらざ)というのは、
回りをわらで囲む円座です。

・宇佐神社(大分県宇佐市)

唐破風鳥居(からはふうとりい)

唐破風鳥居

引用

笠木・島木が唐破風型です。

貫は角柱状で、柱から出ていませす。

楔(くさび)、額束があります。

・厳島神社(いつくしまじんじゃ)
(京都府京都市上京区 京都御苑内)

住吉鳥居(すみよしとりい)

住吉鳥居

引用

笠木・島木の反り増しがあります。

笠木は、五角柱状です。

貫は角柱状で、柱から出ています。

柱は八角柱です。

楔(くさび)額束あります。

・住吉大社(大阪市)

※住吉大社拝殿内の物は、
貫が柱を貫通していません。

・田村神社(滋賀県甲賀市)

両部鳥居(りょうぶとりい)

厳島神社

引用

主柱を4本の稚児柱で支えています。

貫は、角柱状で、柱から出ています。

楔(くさび)や額束があります。

・厳島神社(いつくしまじんじゃ)
(広島県廿日市)

・気比神宮(けひじんぐう)
(福井県敦賀市)

・二荒山神社(ふたらさんじんじゃ)
(栃木県宇都宮市)

まとめ

明神系の鳥居をお届けしました。

神明系の鳥居に比べると
笠木・島木の反り増しになっているのが
多かったり、装飾があるのも多いような
感じがします。

それにしても、鳥居って本当に
神秘的です。

それぞれの神社によって、木材や
石材など素材が違ったり、形もまた
いろいろで・・・。

鳥居巡りをしてみると新たな発見を
沢山するかもしれないです。

これから、神社に行く時は、鳥居にも
目を向けて、どんな作りになっているのか?
考えてみるのも、また楽しいかもしれません。

最後までご覧いただきまして
ありがとうございました。

スポンサーリンク
レクタングル 大
レクタングル 大

シェアする

  • このエントリーをはてなブックマークに追加

フォローする